ご挨拶

ご挨拶

 本研究室がある宮城県は、メタボリックシンドローム該当者の割合増加が問題視されており、それらは生活習慣の乱れと密接な関連があります。基本的生活習慣は幼少期に形成されます。適切な生活習慣を身に付けることが、その後の人生において、生活習慣病にかかるリスクを軽減できると考えられます。しかし、宮城県では生活習慣病の罹患率が高いことから、子供の生活習慣についても乱れが生じていることが予想されます。
 現在、子どもの体力・運動能力はピーク時と比べて低い水準にあります。外出自粛などの影響で更なる低下が懸念されるなか、子ども一人一人が運動に価値を見いだし、意欲的に取り組むことができる運動教育について研究しています。
 また、健康習慣の確立や体力の保持増進、豊かな人間形成につながる運動の教育的価値を広く発信していくために、さまざまなフィールドに出向いて実践的な活動をしています。